2002-01-21 第154回国会 参議院 本会議 第1号
関屋分水路の用地問題という実に困難な仕事に直面した君のいちずな対応ぶりから事態解決の糸口が見いだされ、その後、越後平野を洪水から守ったこと、また、関西国際空港建設プロジェクトに関する米国企業参入問題に係る日米事務レベル協議において、君の昼夜を問わない獅子奮迅の働きにより、難航を窮めた交渉を解決に導かれたこと、さらに、二千三百万人余の入場者を得た国際花と緑の博覧会を史上最大規模のものとし、成功裏に導かれたこと
関屋分水路の用地問題という実に困難な仕事に直面した君のいちずな対応ぶりから事態解決の糸口が見いだされ、その後、越後平野を洪水から守ったこと、また、関西国際空港建設プロジェクトに関する米国企業参入問題に係る日米事務レベル協議において、君の昼夜を問わない獅子奮迅の働きにより、難航を窮めた交渉を解決に導かれたこと、さらに、二千三百万人余の入場者を得た国際花と緑の博覧会を史上最大規模のものとし、成功裏に導かれたこと
次は、関屋分水路事業及び海岸事業についてであります。 関屋分水路事業は、信濃川の河口から約八キロメートルある区間を関屋分水路によって約一・八キロメートルに短縮し、上流の洪水位を低下させはんらんを防止させるとともに、分水路河口の新潟大堰と分派点の信濃川水門の両ゲートによって塩分の侵入を防止し、さらに低水時、渇水時には水位を人工的に制御させ、各種利水にも貢献しております。
同時に、私は、この関屋分水から下流がきわめて危険であるというそのことに対して、ひとつ安全、かつまた市民の生活が守られるような処置を早急に、これは当局としてやっていただきたいと思うわけであります。 さらに、私は大きな問題から先に入りましたが、もう一つは、長岡という地域がございます。御案内のように、あそこの地域は、昔、八丁潟といいまして、いわゆる沼地帯でありました。
そういったことで、建設省におきましても、四十年から新潟市の関屋分水路、これは大河津分水路のミニ版みたいな感じではございますが、新潟市内を貫流いたします分水路をつくりまして、まず下流の手当てを済ましたということでございまして、その次に、四十六年からさらにその上流の、いわゆる大河津分水から下流、関屋分水から上流という部分の信濃川の改修に手をつけ始めたところでございます。
ただし、これを頂点として新潟市民、いずれ五十万から百万になる将来性の展望の中で、今日ただいまは一枚の座ぶとんしか公園の立地がないんだから、こういうものを中心として、さらに御承知だと思いまするけれども、関屋分水がとにかく開通をいたしまして信濃川の機能が変わってまいりまして、その下流においても、このいわゆる換地問題やその他河川じり問題が政治問題化してくると、その前提としてひとつ十分考えていていただきたい
ことに、特筆すべきものとして関屋分水事業があります。これは、新潟市街を貫く延長二千メートルに及ぶ人工の通水路をつくって、信濃川からの水を日本海に放流し、水害からの解放と流出土砂からの海岸防護をはかる新潟市百年の大計ともいうべき歴史的な大事業でありますが、本年八月に完成を見、いまや信濃川の水はとうとうとしてこの通水路を流れております。
さらに、第三次の五カ年計画でございますが、現在までに完成しておりますおもなものは、石狩川下流の砂川の捷水路、天塩川の歌内の捷水路、利根川上流の渡良瀬遊水池の第一期調節池計画、信濃川下流の関屋分水路、それから近畿の淀川の支川でございます猪名川の万博に伴います緊急の河川改修工事、それから岡山の旭川の百間川の河口の水門、こういったものがおもなものでございます。
信濃川関屋分水路は、明治年間から昭和六年にかけて信濃川の洪水を現在の旧信濃川流域の蒲原平野から守るために建設された大河津分水路とともに、わが国の治水史に残る土木事業であります。
特に信濃川は、大河津分水から関屋分水工事がいま進められておりますが、その部分に至る中間地帯は新潟県知事の委任管理というところでありまして、新潟県のいろいろな財政その他の関係もございまして、一番大事なこの部分が、ここ数年間ほとんど改修が行なわれておらない。私が聞いておるところによれば、相当川底も上がっておるというふうに聞いておるわけであります。
ただ、管理の問題と改修の促進の問題といろいろございますが、直轄につきましては関屋分水等、いろいろ集中投資を相当やっておるわけでございます。
河川事業といたしましては、経済効果の大きい重要な河川あるいは災害の頻発する河川、都市地域の河川の改修あるいは東京湾、大阪湾等重要地域における高潮対策事業、大規模な引堤工事、関屋分水その他の放水路の工事あるいは低地における内水排除というものを重点といたしまして、先ほど申し上げました都市河川の環境整備事業というものを新しく立目いたしまして、事業を促進いたすことにしております。
さらに下流地域におきましては将来の新潟市の河川の内水という問題も考慮いたしまして、関屋分水事業に本格的に取りかかる考えでございます。それから、なお中の口川周辺につきましても相当沈下が起きておりますが、それぞれ現状に応じまして対策を逐次講じつつありまして、将来を見込んで考えて実施していきたいと思います。
――――――――――――― 四月十二日 関屋分水事業促進に関する陳情書 (第七八号) 東京湾周辺地域の輸送交通路対策促進に関する 陳情書 (第七九号) 都市計画推進に関する陳情書 (第八〇号) 東北自動車道建設に関する陳情書 (第八一号) 地方道の整備促進等に関する陳情書 (第八二号) 下水道事業の整備促進等に関する陳情書外一件 (第八三号) 日南、八代間二級国道の一級国道指定等
関屋分水の計画でございますが、まずその上流の刈谷田川も五十嵐川、こういったものが旧信濃川に入りまして、そうしてそれが下流に流れて、新潟市内を通って海に出ておるわけでございますが、この刈谷田川が、ことしの災害で非常に被害を受けられ、そうしてこれをどうしても放置することができませんので、早急にこれを直さなければいけないという事態になっておりますので、この工事に取りかかるわけでございますが、これができ上がりますと
○小沢(辰)委員 しからば、運輸省の防災課長さんがおられますから、お尋ねしますが、関屋分水がなるかならぬかわからぬ、一級河川にできるのかできないのかもわからぬから、一級河川にしなければ、県があの膨大な負担で関屋分水を県事業でやるわけにはなかなかいかない。そういうような点が不確定なときに、新潟港並びにあの河川の両岸の復旧計画が立ちますかどうか。
○小沢(辰)委員 お忙しいところを河川局長さんお見えになっていますから、先に河川関係の問題についてお尋ねをいたしますが、それは過般八月の委員会におきまして、たまたま建設大臣みずから御出席を願いまして、大臣並びに局長に私から御質問を申し上げました関屋分水問題でございます。
旧信濃川のほうの河床が、先生のお話では、いま上がっておるということでございますが、私どもの聞いておりますところでは、信濃川の関屋分水から下のほうの新潟市内の部分、あの部分が非常に河床が上がってきておりまして、それで旧信濃川の河床も上昇をしておるという話は、もうだいぶ前には聞いておりましたが、その後そのことに対しまして低水路固定事業というものを、ずっと改修工事をやってまいりましたし、そういうことで、現在
関屋分水につきましては、これはもちろんこの上流の問題ともからんでくるわけでございますが、県といたしましては非常に大問題になっておるわけでございます。というのは、全体が大体九十億くらいかかるわけでございます。そのうち、いままでに見えておりました治水の費用としては二十三億、残りは県が土地造成をすることによって得られるものによって出そうというようなお考えで工事を始めかけておったわけであります。
○稻村(隆)委員 それで、あなたは関屋分水をやったほうが一番だと言っておられましたね。ところが、最近県も関屋分水にあまり熱がない、こういうことを聞いておるのです。そういう話もありますし、関屋分水のほうはどうですか、このごろ建設省はさっぱりそういうことは言わないけれども。
まず第一点は、新潟市の非常に大きな事業の一つとしていままで議論をされ、いろいろ検討されてまいりました関屋分水計画というものについてでございます。これはかってわれわれの先輩が内務省直轄工事といたしまして大河津分水というものをやりました。
これが、関屋分水と同じように、宍道湖でなしに、反対側の日本海に流すという分水計画があるようにも聞いております。しかしながら、地図で見ますと、相当長距離にわたる水路をつくらなければなりませんし、したがって、その地域の住民との話し合いはなかなか困難なように思うのです。そういう分水計画によってその分水された沿岸にまた災害が予想されるというふうなことも考えられる。
関屋分水のことについては、十分御主張も伺いましたが、これは県の計画もありましょうし、県の負担の問題もあろうと思いますので、県知事との間に十分なる打ち合わせをして、将来悔いの残らないような方策をとりたいと考えます。 それから単価の問題については、いろいろ学校とか土地とか河川とか、やり方が違っておるようでございますから、これは詳細なことについては局長からお答えいたします。
○稻村(隆)委員 この関屋分水のような問題は、新潟県全体の水害対策、治水問題に対しては重要な問題になるわけです。これは実際上県営としてやることは無理ですよ。関屋分水は県営として本年度から着工することになっているのです。それで、財政計画としては、分水地点の下流の埋め立て地を青田売りして、その資金でもって事業をやっていく、こういう計画なんです。
私しろうとですが、いろいろ聞いてみますと、防災ダムというものは、どうもあそこではやってもたいした効果がない、結局関屋分水の問題だとかいうことを河川局長が答弁されておったようであります。 そこで、この関屋分水のことにつきまして私はちょっとばかりお尋ねしたいと思いますが、信濃川をまだ一級河川に編入しておりませんね。
旧信濃川についてでございますが、これは洪水の疎通のほうは、関屋分水をもちまして日本海のほうへ直接に抜こうということでございますので、そのあとの市内の部分でございますが、今回の地震で下がっておりますので、その高さは今度高潮が参りました水位、その水位の分を災害復旧として採択をいたしたい、こういうふうに考えております。
同時に、先ほどちょっと答弁の中でおっしゃっておりました信濃川の治水関係で、関屋分水をやると非常によくなるというお話がございました。そういうことで、これを促進するのだという話があったのですが、私も今回の例を見ますと、この関屋分水というものはどうしても早くこれを促進しなければ、信濃川のあの港湾地帯の大事な産業地帯が常に危険にさらされるという状態だろうと思うのです。
それから洪水に対しましてのお話がございましたが、これは現在関屋分水の計画を考えておりまして、これにいま調査費を十分につぎ込んで計画をいたしておりますが、もしそれができますと、いわゆる刈谷田川とか五十嵐川とか、そういうものから出てまいります水は、新潟市内のほうへ行かずに関屋分水のほうへ通したい、こういうふうに考えております。
それから関屋分水事業との関連でございますが、関屋分水の事業計画は新潟県でお立てになりまして、その資金計画も一応新潟県でお出しになっておるわけでございます。これにつきましては、地震について新潟県のほうもいま非常に混乱をしておられますが、私のほうももちろん十分に検討はいたしたいと思っております。
そうであるといたしまするならば、今後きびしくいろいろと調査が行なわれると思いまするが、したがって、会計法上の問題からいって、大蔵省の予算執行監査権を発動する考えが、やはり当然関連して次の段階として起きてくると思うのでありますが、これらの建築物という問題については、現実はそうでありますけれども、やはりきょうの新聞によりますというと、どうせ関屋分水ができれば、あの地点を埋めてしまうのだからというような、
○政府委員(尾之内由紀夫君) 先ほど申し上げましたとおりでございますが、昭和大橋に対する、将来関屋分水の埋め立て問題、こういう事実がございました。しかし、それが設計そのものに根本的に影響を与えるという問題ではございません。しかし、そういう問題も含めまして、そういう橋梁の型式が選ばれました経緯等もあわせて十分調査いたしたい、かように考えます。
○柴田政府委員 競馬場自身だけの問題ではございませんで、この関屋分水という大事業の一連の工事でございますので、一連の工事としての現住民の移転というものに関連する補償行為という意味合いでは、新しく競馬場をつくるわけじゃないのであって、現在の競馬場をぶっつぶして、それをよそに移転する工事でありますから、やむを得ないんじゃないかと考えております。
私どもといたしましては、この問題が起こりましたのは関屋分水工事にからむ問題でございますので、関屋分水という大工事を現状において完成さすためにはどういう方法をとるのが一番いいかということで判断をすれば、この件に関しましては足りるのではないか。お話の問題は、県政としては一貫した問題でありましょうけれども、地方債といたしましては別問題であろうかと考えます。
○柴田政府委員 東新潟地区の宅地造成事業につきましては、昨年の四月ごろに関屋分水に関連をして、分水の路線内の住民の代替地を五十嵐地区に求める。そこに宅地造成をしたいという話があって、六月ごろに都合によって事業地点を東新潟地区に変えるのだ、こういう話があったわけです。
○山内(一郎)政府委員 関屋分水路の計画の点でございますが、非常に地元の方々の御熱望によりまして、建設省といたしましても調査を進めております。その大体の計画は、新潟市の繁華街と言いますか、それの上流におきまして分水路を新しくつくって海へ洪水を放流する。
○石田(宥)委員 それではこの点はまだ調査になっておらないということでありますが、問題は、これからそれに入るわけでございますけれども、県の重大な責任ある立場の人が、いまだ調査もされておらないところの千曲川のダムの完成と同時に、逆調整で信濃川の渇水が緩和されるとか、あるいは関屋分水ができれば、そこから灌漑用水を用いるとかいうような無責任な発言をしておることが新潟県議会を惑わせ、新潟県民を惑わせておるのであります
だが、過去の資料からみて異常渇水期は年三十日以内とみてよいので、三十日間、毎秒最大十トンとして二千六百万トンていど補給放水を受け、さらに関屋分水計画によるこう門閉止、かんがい還元水などでも水量が確保されるので、全体の不足量はカバーできると考えている。」という答弁をしている。